Scrollの概要からエアドロップのやり方まで徹底解説
優先度:
期待値:
コスト:
この記事では、大きく下記の3点について詳しく解説します。
- Scrollの概要
- エアドロの参加方法
- エアドロップ戦略
初心者にも分かりやすいように一つひとつ丁寧に説明します。
もし「エアドロについてまだ何もわからない!」という方は、以下の記事を参考にしてください。
Scrollは、長らくブロックチェーン技術の課題であったプライバシー保護の向上を可能にしたL2チェーンという観点で非常に注目しています。エアドロの期待値も大手VCのバッカーなどからも$80Mの資金調達したという観点から期待しています。
エアドロがあるプロジェクトの一覧は以下の記事にまとめたので、参考にしてみてください!
Scrollとは
プロジェクトの概要
Scrollは、ゼロ知識証明を活用したL2でEVMとの互換性を保ち汎用性高いのが特徴で、高速で安価なトランザクションを実現し、数十億人のユーザーがアクセスできるようにブロックチェーンを拡張することを目指しています。
Scrollは、Polychain CapitalやSequoia Capital China, Bain Capital Cryptoなどの名だたるバッカーから$80Mの資金調達を達成しました。
そのScrollは、現在、Scroll エコシステムへ関与したコミュニティに対して、Scroll Marks(ポイント)を報酬として付与するScroll Session Oneを開催しています。
2023年10月10日に、Scrollのメインネットがローンチされてから2024年4月29日までSession Zeroが開催されており、ユーザーはブリッジの使用や任意のアセットを保持することでMarksが付与されました。その期間に、Scroll エコシステムのTVLは、1 億 8,000 万ドルから 7億ドル以上に増加し、今では9億ドル以上のとなっているなどの点を踏まえると非常に期待できるプロジェクトです。
Scrollのエアドロは儲かるのか
注意:個人的な考察です。
本記事を含む「ブルラン」で提供されている情報は、仮想通貨エアドロップの有無やリターン・リスクを保証するものではございません。
仮想通貨エアドロップは、リターンを追求しリスクをとる点において投資と同じです。必ず自己判断のもと行ってください。NFA・DYOR・RISK
Scrollは、$80Mの資金調達を達成し、ArbitrumやZKsyncの時と同様に非常に注目度が高いレイヤ2チェーンのため、大きなエアドロップが期待できると考えています。
Session Oneの対象プロトコルを利用して、Scroll上で流動性の提供や通貨の貸し借りをするとMarksが獲得できます。DeFiやDappsの利用で二重のエアドロチャンスもありますが、投入資金が少額では足切りの可能性も考えられます。
- 過去の事例等も考えると、多くのMarksを獲得することでエアドロ量が増える可能性が高いですが、分散化を忘れず、過度なリスクを取らないように注意しましょう。
Scrollでエアドロを貰う手順
Scrollのエアドロをもらう方法をステップバイステップで解説します。確実にエアドロを受け取ることを保証するものではないですが、エアドロを受け取るために最低限しておいたほうがよいと思うことを以下にまとめました。
- Session Oneでは、AmbientやNuriなどのDEX に流動性を提供したり、AaveやRho Marketsなどのレンディング市場を利用したりすることで、Marksが貰えるようになっています。
→単純に預ける額が多いほど、日々流動性の提供を行うほど貰えるMarksが多くなります。
手順① ウォレットを接続する
ウォレットを作成したことがない方は、以下の記事を参考にしてください。
ウォレットをすでに持っている方は、公式サイトからウォレットを接続してください。
手順② Scroll Session Oneに参加
Scrollのエアドロップ戦略
Scrollのエアドロをより多くもらうための戦略を共有します。勿論、内容を保証することはできませんが、エアドロをより多く貰うための戦略をまとめました。
戦略① Scroll Canvasに参加
ある条件を満たすことでバッジ(SBT)が貰えるイベントがまだまだ開催中で、この集めたバッジの数がエアドロにつながる可能性も示唆されています。ガス代やスワップ代などが必要になりますが、取り組んでおいてもよいイベントかと思います。
アクセスすると、以下のような画面になるので、「Connect Wallet」をクリックし、ミントしましょう。Mint代に$ETHが必要になります。
Mintが完了すると、以下のバッジが手に入ります。
「Visit my canvas」より集めたバッジが確認できます。
戦略② 変動の激しい通貨ペアに流動性を提供 (Scroll Session One)
現時点で、Marksがどのように関係してくるかは不明ですが、Marksの獲得量が大切になってくるのは間違いないと思っています。
Marksの獲得量は、Marks = Value × Action × Timeとなっているようです。
Value:Scrollに移動させた資産の量
Action:プロトコルでの活動内容(LP > 貸借 > 保有)
Time:資産保有&活動の継続時間
そのため、LP提供が最も効率的ですが、さらに実際の価格に近いLP位置がより有利になります。具体的には、ETH-USDCのなどの高リスク(変動の激しい)通貨ペアのLPが、USDC-USDTのような低リスク(ボラティリティの小さい)通貨ペアのLPよりも多くMarksが貰えるということです。